コラム

2018.07.31 

「船橋市に注目!子育てしやすい船橋市特色とは」

船橋市は、その面積が千葉県全体に占める割合は1.7%(54市町村中24位)と中規模ですが、人口は千葉市に次いで第2位です。船橋市が発表した統計資料によると、人口増加は昭和25年から続いていて、この10年では15歳未満の年少人口が約1万人も増加しました。その理由は子育て世代の移住といわれています。今回は、船橋市が子育て世代から支持を集める理由についてご説明します。

 

船橋市の特色①都心やプレイスポットへの好アスクセスと自然とのバランスの良さ

船橋市は千葉の中でも東京にほど近い湾岸エリアに位置し、都心へのアクセスの良さが際立ちます。JR各線はもちろんのこと、京成、新京成、東武、東京メトロ、東葉高速鉄道などの路線があり、船橋駅から東京駅までは最短で約25分、新宿駅までは約45分、横浜駅までは約60分と乗り換えることなく行けるのは大きな魅力のひとつです。

 

ショッピングでは、ららぽーとTOKYO-BAYIKEA Tokyo-Bayをはじめとして、西武と東武デパートや駅近のショッピングモールがたくさんあります。東京ディズニーリゾートを擁する浦安へは最短で約20分という近さです。ファミリーでのお出掛けには、アスレチックや水遊びができるふなばしアンデルセン公園や、潮干狩りやBBQが楽しめるふなばし三番瀬海浜公園があり、キッザニアなどの室内プレイスポットもあるという充実ぶりです。

 

自然を満喫できるというのも子育て世代にとっては大切にしたいことのひとつといえるでしょう。南国リゾートのような雰囲気を持つ外房へは少し足を伸ばすだけで行くことができます。それに加えて毎日の生活面でも農業が盛んで、ニンジン、小松菜、ホウレンソウ、枝豆などは県内でも産出額が高く、ナシは日本一の生産量を誇ります。水産物については海沿い県なのでいうまでもないでしょう。

船橋市の特色②子育てがしやすい

子育てがしやすいことも船橋市が人気の理由のひとつです。子ども医療費助成制度について、それまで小学校3年生までを対象としていたものを平成2581日付で中学生にまで拡大し、中学生までの子どもがいる家庭には加盟店で割引や優待を受けられるチーパスが配布されます。ファミリー・サポート・センターは、住民による会員登録制の子育て支援有償ボランティア制度で、実施するかどうかは自治体が判断しています。

 

待機児童は平成3061日時点で603人ですが、保育士の確保や受け入れ枠の緊急拡大を柱とする待機児童解消緊急アクションプランが2728年に実施され、2731年には子ども子育て支援事業計画が実施されています。また、縦割りと揶揄されることの多い行政で、船橋市役所と保健所が連携して妊娠・出産支援プランという資料を平成298月から配布し、妊娠から子育てまでを総合的にサポートすることを目指しています。

 

市内には市立の医療センターや総合病院があり、千葉市が遠くないことから、大学病院や国公立の病院へ診察に行くという選択もできます。将来のお子さんの進路にしても、進学校やスポーツで有名な学校がありますので、さまざまな可能性に応えてくれることでしょう。

 

 

船橋市の人口増加は、子育て世代にとって住みやすい街づくりをしてきた結果といえるでしょう。子育て世代は労働力でもあり、子どもという次世代の担い手でもあり、今後の人口増加につながる世代でもあるため、どの自治体も誘致を狙って引き合い合戦をしている世代です。船橋市のこれまでの取り組みを評価するとともに、今後も市民の暮らしやすさを尊重した街づくりがなされることを期待しましょう。