コラム

2019.02.22 

リノベーションでこだわり収納!片づかない家を卒業する方法とは

リノベーションでまず考えたいのが収納場所ではないでしょうか。生活するうちにものがどんどん増えて、片づける場所に困ってしまうことがよくありますね。機能的にもデザイン的にも優れた収納スペースがあれば、お部屋を自慢したくなっちゃいますよ。そこで今回はリノベーションの参考になる収納スペースのアイディアをご紹介します。

 

収納スペースにおすすめ!リノベーション5選

壁面いっぱいのスペース

海外インテリアでよく見かける壁面収納。ものに溢れていてもすっきりまとまっていて、とてもおしゃれですよね。実は壁面に収納をつくることは「インテリアの基本」。壁面収納でほかの家具の高さや奥行きを揃えたり床の面積を増やして部屋を広く見せたりと、おしゃれなインテリアに必要なことなのです。

壁面収納はユニットを設置するだけなので、簡単に収納力をアップすることができます。壁面収納は大きく分けると「造作家具」、「システム家具」の2つがあり、特に「造作家具」はお好みの大きさやデザインをオーダーメイドできるので、見た目や使い勝手にこだわる方におすすめです。

タンスや棚の上のスペース

意外と見落としがちな棚や家具の上部分。このスペースにキャビネットなどの収納家具を設置すれば、こまごまとしたものの整理がぐんと楽になります。洗濯用品、トイレットペーパーなど、日々の生活に欠かせない日用品もすっきりと収納できますよ。

屋根裏やロフトのスペース

屋根裏に空間があるおなら、屋根裏収納にリノベーションするのもひとつの方法です。屋根裏収納はかなり大きなスペースを利用できるのがメリット。ストーブやスキー道具などのシーズン用品や、保管しておきたいけれど普段は使わないものをしまっておくのにピッタリです。

 

ただし、ほかの収納スペースにくらべるとものの出し入れが難しく、せっかくリノベーションしたのに使わないことが多い…なんてことになりかねません。屋根裏収納を考えるなら、よく計画を練るようにしましょう。

床下のスペース

キッチンや洗面室などに床下収納があるお家が増えています。目に見える場所に収納スペースを設置する余裕がないという場合に床下収納はおすすめです。広さもあるので、保存食や備蓄品などのストックスペースとしても活用できます。リノベーションには収納ボックスを固定して設置する「固定タイプ」、収納ボックスをスライドできる「スライドタイプ」の2種類があります。

 

床下収納は棚をつくるのと違って空間を圧迫しないので、収納したい量やスペースに合わせてどちらかのタイプを選ぶとよいでしょう。注意したいのは床の下にあるため、湿気が溜まりやすい点。収納しているものにカビが生えてしまうことがあるので、湿気対策は必要です。

使っていない部屋を収納スペースに

衣替えの季節になると衣類や小物の収納に頭を悩ませてしまいがちです。新しい洋服が増えるたび、どこにしまおうかと考えなくてはいけませんよね。もし、現在使っていない部屋があるなら、思い切って「ウォークインクローゼット」にリノベーションしてみてはいかがでしょうか。

かさばる洋服や小物を一カ所に収納できますし、ディスプレイにこだわれば、アパレルショップのようなおしゃれな空間に変身します。大きなものも一緒に収納できるので、家全体にゆとりを持たせることもできますよ。空き部屋が玄関のすぐそばにあるなら、「シューズインクローゼット」としても活用可能です。

リノベーションは家の雰囲気や機能を変える絶好の機会。今まで使っていなかったスペースを見直して、収納に優れたおしゃれな空間に変えてみてはいかがでしょうか。

「こういう収納が欲しい」、「こんな大きな棚があったら便利だな」など、考えを巡らせて、自分に必要な収納スペースを見つけてくださいね。