コラム

2017.10.17 

リノベーションで「ブルックリンスタイル」の住まいを作る

リノベーションで

「ブルックリンスタイル」の住まいを作る

自分好みのコンセプトにあわせて内装を一から作り上げられるのはリノベーションの大きな魅力のひとつです。

インテリアのテイストにもさまざまなものがありますが、ここではリノベーションで実現するのにぴったりな注目のスタイル「ブルックリンスタイル」についてご紹介します。

「ブルックリンスタイル」って?

ブルックリンとは、ニューヨーク市の5つの行政区のひとつ。

 

マンハッタンの東側に位置し、もともとは工業地帯として利用されていた土地でした。マンハッタンの家賃高騰などを背景に、この10数年でデザイナーやアーティストなどが多く移住し、今では最先端の流行が生み出される地域として有名になりました。

ブルックリンはマンハッタンと比べて低層の建物や緑が多い暮らしやすい環境です。

そんなブルックリンの街並は、レンガの壁の古いアパートや倉庫を改装した店舗などが並び、なつかしさを感じさせるヴィンテージなものとシンプルな工業製品などを上手に組み合わせたインテリアが特徴。このインテリアが「ブルックリンスタイル」と呼ばれて日本でも人気を集めているのです。

リノベーションでブルックリンスタイルの住まいに!

ヴィンテージなものや手作りの素朴さを取り入れつつ、スタイリッシュに仕上げるブルックリンスタイルは、中古マンションのリノベーションで実現するのに適したスタイルであると言えます。

 

共用部分や構造部の使い込まれた感じとしっくりとなじみやすいのもうれしいですね。

リノベーションでブルックリンスタイルの住まいを作る際に取り入れたい、インテリアのポイントをご紹介します。

・レンガ壁を取り入れる

ダークトーンのレンガ壁は、ブルックリンスタイルの象徴ともいえるもの。ブルックリンスタイルのインテリアにするなら、レンガ壁を取り入れるのは必須ポイントでしょう。レンガ調タイルを壁に貼ったり、レンガ柄の壁紙にしたりといった方法でレンガ壁を住まいに取り入れましょう。すべての壁をレンガ壁にする必要はなく、ピンポイントで取り入れるだけでも雰囲気が出るはずです。

・インダストリアルとヴィンテージの組み合わせ

ブルックリンはもともと工業地区だったこともあり、倉庫を改装した店舗なども多いです。

コンクリート打ちっぱなしの壁や天井、むき出しの配管などといった要素もブルックリンスタイルでよく見られます。こうした工業的なスタイルに、木目調やヴィンテージ家具などを組み合わせるのもブルックリンスタイルの特徴です。インダストリアルとヴィンテージな要素を適度に取り入れつつ、

バランスよく組み合わせることを意識しましょう。

・ポスターやバスロールサインをアクセントに

無骨な印象のブルックリンスタイルをスタイリッシュに見せるポイントは、アクセントとなるアイテム使いです。

アートポスターやロゴタイプのポスター、バスロールサインと呼ばれる実際にバスの行き先表示として利用されていた地名が印字されたものなどは、ブルックリンスタイルのお部屋に欠かせないアクセントとなります。

観葉植物や間接照明などのアイテムをアクセントにするのもおすすめです。

リノベーションでブルックリンスタイルの住まいを作るポイントについてお伝えしました。

なつかしさとスタイリッシュさを兼ね備えたおしゃれな住まいを作りたいという方は、ブルックリンスタイルのインテリアを目指してみてはいかがでしょうか。