コラム

2019.07.16 

リフォームとは?リノベーションとの違いは何?中古物件をリノベーションしよう

「リフォームしてみたいけど、これってリノベーション?」

「リフォームとリノベーションの違いは何だろう」

こういった疑問をお持ちの方は、いらっしゃいませんか?

近年、中古物件のリノベーションなどが流行っている中で、様々なところでリノベーションやリフォームといった言葉を目にするようになりました。

しかし、実際にこれら2つの違いを理解されている方は少ないもの。

そこで今回は、リフォームとリノベーションの違いについて解説します。

 

□リフォーム

一般的に「リフォーム」は、老朽化してしまった建物を新築の状態のように戻すことを指し、原状回復とも呼ばれます。

マンションの場合であれば、退去後に入居者の住む前の状態に戻しますよね。

そういったものも、このタイプに当てはまります。

「マイナスだったものを、ゼロの状態に戻す」そのための機能を回復するのがこのタイプと言えます。

例えば、壁紙を張り替えたり、外装や屋根を塗り替えたりすることは、このタイプに当てはまります。

そもそも英語において、リフォーム(reform)は「改革・改善」の意味を持ちます。

しかし、日本に伝わり波及していく間に、「家の改装」「改修」といった意味合いに変化していき、現在では建築用語として使われるようになりました。

 

そのため、日本ではリフォームは「古くなった家をもとに戻す」意味で使われているのです。

 

□リノベーション

このタイプは、大規模な工事を行い、新築のときよりも価値を高めることを指します。

「マイナスのものをゼロに」するのがリフォームでしたが、「ゼロからプラスα」の状態を目指すのが、こちらのタイプと言えます。

そのため、既存の状態からデザイン性の高いものに変えたり、スタイルに合わせて間取りを変更したりすることは、こちらのタイプに該当します。

英語では、リノベーション(renovation)は「修復・再生」という意味を持ちます。

つまり、本来であれば、日本でリフォームと呼ばれている内容は「リノベーション」と呼ぶべきなのです。

しかし、現状「既存のものに新しく価値を与える」意味合いが強いです。

 

まとめると、以下のようになります。

・「マイナスだったものを、ゼロの状態に戻す」そのための機能を回復するのがリフォーム

・「ゼロからプラスα」の状態を目指すのが、リノベーション

 

ただし、これら2つの意味合いは非常に近く、企業によっては捉えている範囲は異なるため、注意しましょう。

 

□まとめ

今回は、リフォームとリノベーションの違いについて解説しました。

言葉だけでなく、内容も似ている2つのタイプ。

今回の記事が、自身が行いたいのはリフォームなのか、リノベーションなのかを判断する参考となれば、幸いです。

また、当社では不動産事業も行っており、物件購入からリフォームまでワンストップで対応可能です。

暮らしを良くしたい、快適に暮らしたいとお考えの方は、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

 

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