コラム

2019.02.01 

床の色に合う家具の色は? カラーコーディネイトのコツ

床の色に合わせてインテリアコーディネイトを考える際に、「どんな色の家具を合わせればよいのか悩んでしまう」という人は案外多いものです。

そんなときに床と家具の色合わせのコツを知っておくと、素敵なコーディネイトができるようになりますよ。今回の記事では、床と家具のカラーコーディネイトのコツをご紹介します。

 

ポピュラーな3つの床色別! 家具の色の選び方

家具の色合わせが上手くいくと部屋が広く見えたり、部屋の印象をがらりと変えることができたりします。

また、クッションやラグなどの小物類でアクセントカラーを取り入れると、よりおしゃれな印象の部屋に仕上げることができますよ。床の色と相性の良い家具の色や、おすすめのアクセントカラーは次の通りです。

ナチュラルブラウン系の床

ナチュラルブラウン系の床は明るく開放感がある色です。床と同系色のナチュラルブラウンの家具を置けば心地よく癒される空間に仕上がりますし、部屋の印象を引き締めたい場合は、濃い目のグレーやブラウンの家具を置くと良いでしょう。

ナチュラルブラウンの床にはグリーンのアクセントカラーがよく合います。観葉植物や小物などでグリーンのアクセントを効かせれば、ほっこり癒されるような空間に仕上がります。

 

ミディアムブラウン系の床

ミディアムブラウン系の床は、暗すぎず明るすぎない中間の色味のため、ナチュラルブラウン系の床と比べると少し落ち着いた印象です。家具の色は少し落ち着いたミディアムブラウンやダークブラウンが合わせやすいでしょう。

ミディアムブラウンの床は、赤やオレンジ・茶色などの暖色系の色味と相性が良いとされていますので、差し色として使えば温かみのある雰囲気の部屋になります。

ダークブラウン系の床

ダークブラウン系の床は高級感があり、深みのある色合いが人気です。さらに近年では、グレイッシュブラウンなどのくすみ系ダークカラーも注目されています。家具を黒や白、ダークグレーなどモノトーンで統一するとモダンでかっこいい雰囲気の部屋にすることができるでしょう。ただし、家具もすべて濃い色で統一してしまうと、圧迫感が出て部屋全体が重たい印象になってしまうことがあります。そのような場合は、部分的にナチュラルブラウンやミディアムブラウン系の家具を置いたり、明るい色のカーテン・ラグなどを取り入れたりするとやわらかい雰囲気になりますよ。

床と家具のカラーコーディネイトのコツとは?

 

床の色と家具の色の合わせ方は、「部屋の印象をどのように見せたいのか」によって変わってきます。

例えば部屋を広々と見せたい場合は、床の色と家具の色を同系色にするとそれぞれがよく馴染み、空間の広がりを感じさせることができます。反対に床と家具の明るさに差をつけてコントラストをはっきりさせると、床と家具それぞれの個性が際立ち、モダンでスタイリッシュなコーディネイトができるでしょう。

また、同じ色味のインテリアでも、濃淡をつけたり柄物を取り入れたりすることでメリハリが生まれます。部屋がぐっとあか抜けた雰囲気になりますので、試してみてください。

床と家具を上手にカラーコーディネイトして、おしゃれな部屋に!

床と家具の色のカラーコーディネイトを考えるには、まず自分が理想とする部屋がどのようなものなのか、しっかりとイメージしてから考えることが大切です。また、今回ご紹介したカラーコーディネイトはほんの一例に過ぎませんので、自分の理想とする部屋を目指して組み合わせ方を変えてみてくださいね。