コラム

2018.03.16 

風通しの良い住まいを作る! リフォームのポイント

風通しの良い住まいを作る!

リフォームのポイント

 

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リフォームを行い住み心地の良い住まい環境を作るには

住宅内部の風通しについてもしっかり考慮しなくてはいけません。

通気性が悪く風通しがないような家では、空気やニオイがこもりやすくなり、快適な生活を送ることはできません。

住宅の風通しを良くするには、窓に注目する必要があります。窓のつけ方ひとつで住宅の通気性が大幅に変化しますので、リフォームの際は窓についてしっかり考えましょう。
ここでは、リフォームで風通しの良い住まいを作るための窓のつけ方のポイントをいくつかご紹介します。

 

窓は大きさよりも位置が重要


できるだけたくさんの空気が取り込めるように大きな窓を設置しようと考える方もいるかもしれませんが、通気性に関しては、窓のサイズよりも設置する位置が重要になります。
ポイントとしては、部屋に窓をひとつつけるのではなく、対面する壁にそれぞれ窓を設置し、空気の道筋を作ることです。空気は出口がなければ移動できません。空気の出口と入口を作るイメージで、風がすんなりと部屋の中を抜けていけるような位置に窓を設置するようにしましょう。

 

 

 

室内窓をつける


立地条件や建物の構造上、外につながる窓をつけられない部屋ができる住宅もあると思います。そのような部屋があるとどうしてもそこが行き止まりになり、空気がこもってしまいます。


通気性の良い住宅を作るには、そのような空気の行き止まりになってしまうような部屋を生まないことが重要です。外につながる窓がつけられないのであれば、廊下や隣の部屋につながる室内窓を設置して、そこにたどり着いた空気が出ていけるようにしましょう。
室内窓は間仕切り壁につける窓のことをいい、風通しがよくなるだけではなく、採光もできるようになるなど、閉鎖的な部屋を開放的にすることにも役立ちますよ。


窓の種類を

風通しの良いものにする


窓を設置して風通しを良くしたいのであれば、より通気しやすい形状の窓を設置する必要があります。
引き違い窓よりも、細長い何枚ものガラス板をブラインドのように並べて開閉するルーバー窓や、内倒し窓などがおすすめです。引き違い窓は開けっぱなしにしておくことは防犯面で問題がありますが、ルーバー窓や内倒し窓は開けておいても人が出入りできるようなスペースは生まれません。比較的外から内部が見えにくくなっており、窓を開けっぱなしにしておいても誰かが侵入したり中を覗かれたりする心配は少なります。

取り込む風の量の微調整もしやすいので、通気性のコントロールもしやすいですよ。

 

通気性の良い住宅を作るには、空気が通り抜けやすい間取りにすることも大切ですが、それと同時に窓の配置や種類がとても重要になります。
リフォームで通気性の良い住まいを作りたいと考えている方はここで紹介したことを参考にして、より風通しが良い住宅を作るようにしてくださいね。