コラム

2017.05.02 

新築よりイイ? 一戸建てリノベーションのメリット

一般的に利用されることが多くなってきた「リノベーション」。

近年は、新築で一戸建てを買うよりも、中古のマンションや一戸建てを購入し、

自分好みにリノベーションする風潮があります。

今回は一戸建てのリノベーションのメリットをはじめ、

リノベーションの際の注意点についても紹介していきます。

一戸建てをリノベーションするメリット

新築ではなく中古の一戸建てを購入しリノベーションをすることのメリットとしては、次のようなものが挙げられます。

・費用が安い

リノベーションの最大のメリットは費用面です。

一戸建ての場合は築年数にもよりますが、新築と中古では1500万円~2000万円程度の価格差が出るのが通例です。

対してリノベーション費用は大掛かりな改修を行っても1000万円前後が相場となります。

新築同然の綺麗な家に住め、かつ費用が安く済むのがリノベーションの大きな魅力です。 ・自分好みの家にできる

リノベーションの場合、壁や床、間取りそのものまで自由にアレンジでき、自分好みの家に作り変えられるメリットもあります。

新築で同じことをやろうとすると更に金額が上乗せされますのが、リノベーションの場合はそれでいて価格を抑えられます。

・工事期間が短い

新築をイチから建てるとなると、注文から建築までかなりの工事期間を要しますが、

リノベーションの場合、新築の半分程度の工事期間でスピーディに作り上げることができます。

以上のようにリノベーションは価格的なメリットが強いです。

費用を抑え、自分好みの綺麗な家に住みたい方にはリノベーションの恩恵は大きいです。

一戸建てリノベーションの注意点 リノベーションといっても、すべて自分の思い通りの自由自在な改修を行なえる訳ではありません。

リノベーションをする上では、いくつか注意すべき点があります。 ・構造によって制限される場合がある 建物の“構造”により

リノベーションが制限される場合があります。一戸建ての場合、例えば「プレハブ工法」や「2×4工法」で建てられた家の場合、

改修内容に制限が生まれやすいです。特に木造住宅の場合は注意が必要です。

・法律によって制限される場合がある 法律によって「建ぺい率」と「容積率」に対する制限があります。

家のサイズ自体を変えるような大掛かりなリノベーションを考えている場合は、これらの部分にも注意を払う必要がでてきます。

・瑕疵担保期間が短い 「瑕疵担保期間」とは、直ぐには分らないような瑕疵(欠陥)について、売主から修理・保証を受けられる制度です。

保証期間のようなものです。新築の場合は瑕疵担保期間が10年程度となりますが、中古の場合は、長くても2年程度となります。

もし後々、瑕疵が見つかった場合、補修費用も自分持ちリノベーション費用も自分持ちで、新築のほうが良かったという事態にもなりかねないため、

物件選びには細心の注意を払う必要があります。 リノベーションにはメリットもある反面このような注意点もあるため、頭に入れておきたいところです。

以上のようにリノベーションは新築とはまた異なったメリットを持ち合わせています。

注意するべき点もありますが、費用を抑えた上で自分好みの家を手に入れたい方には、

新築よりも賢い選択と言えるかもしれません。